プラセンタ注射
プラセンタ注射
プラセンタエキスは胎盤からグロースファクター(成長因子)を抽出したものです。 グロースファクターの補充により細胞分裂を促進し、体全体の好循環が生まれます。
グロースファクターが、細胞分裂を促進し細胞機能を向上させ、新陳代謝が活発になり、ホルモンバランスが改善され、体全体の好循環が生まれます。
細胞の新陳代謝を高め身体の異常状態を改善し、二日酔い、疲労回復、腰痛、肩こり、生理不順、冷え症、更年期障害、高脂血症、肌荒れなど多岐に渡り効果があります。
医薬品医療機器等法上、本治療に用いるプラセンタ注射製剤「ラエンネック」、慢性肝炎「メルスモン」は更年期障害の治療目的に用いる場合のみ承認されております。美容他目的での使用については医薬品医療機器等法上、承認されていません。医師の責任のもと未承認薬として提供しております。
1
カウンセリング
医師が症状やお悩みを伺い、治療について説明します。プラセンタ注射後は、献血ができなくなりますので同意書を確認していただきます。
2
クロージング
注意事項をご確認後、同意書にご記入いただきます。 (見積書のお渡し、お会計など)
3
施術
プラセンタを肩やお尻などに注射器で注入します。
4
終了
施術後はすぐにお帰りいただけます。
注射部位に内出血や赤みが見られることがありますが、数日程度で消退していきます。
以下の表をご参照ください。
※横スクロールでご確認いただけます。
メルスモン | ラエンネック | |
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メーカー | メルスモン製薬 | 日本生物製剤 |
製法 | 加水分解法 | 分子分画法 |
治療の目的 |
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慢性肝疾患の肝機能改善 |
原料 | ヒトの胎盤から抽出される成分のみ | ヒトの胎盤から抽出される成分の他、臍帯や羊膜も使用 |
おすすめな人 |
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プラセンタ注射は自覚症状のみで判断します。投与量や回数を調整すれば、効果が現れる場合があります。プラセンタ注射の1回当たりの投与量は1~5A(アンプル)です。 当院では多くの方が実感する1~3Aで準備しております。 保険診療の場合は(更年期障害や乳汁分泌不全、肝機能障害)1回1Aまでと決められています。
注射の間隔は最初の1~2ヶ月(初期療法)は週に1~2回をお勧めしています。維持療法は1週間ないし、2週間に1回位が効果的です。
個人差はありますが、疲労回復目的なら初回注射後から、美容目的は2~3回後から実感される方が多いです。
医療現場で使用され50年以上の間、重大な副作用は報告されていません。 注射した部分が痛かったり腫れたりすることはありますが、1日2日で自然に消失していきます。 ウイルスや細菌は高圧蒸気滅菌により不活化されていますので、安全性に問題はありません。但し、プラセンタは元来「免疫学的寛容性」をもっているので、アレルギーやアトピーの体質改善として利用されていますので、他のアレルゲン(抗原)とは異なった働きをしているようです。 その他プラセンタの副作用はありませんが、女性の生理が早まることと生理時の出血量が多くなる傾向、便が柔らかくなる傾向などがあります。
肝炎やエイズなどの感染のない健康なヒトの胎盤のみを原料としています。エイズウイルス検査、肝炎ウイルス検査を行った国内のヒト胎盤を使用していますので、リスクは低いです。
日本赤十字社はヒト胎盤エキス(プラセンタ)の注射剤を使用した人の献血を制限しています。これは変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCDJ)について献血の際に血液から検査する方法が実用化されていないためです。プラセンタ注射剤はヒト由来の臓器から製造されていることからvCDJの伝播の理論的なリスクが否定できないため、念のための措置として献血を制限するとしました。 しかしながら、現在のところプラセンタ注射によって変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCDJ)に感染した人はいません。 尚、献血はできませんが、ご自身が手術をした際に輸血や点滴は受けることができます。
ホルモン剤ではありません。血液・ホルモンはすべて完全に除去しますので、一切ホルモンは入っていません。 しかし、ホルモン分泌を促進させる作用があり、女性ホルモン剤を使わずに体内での分泌を多くして、効果を発揮させる作用があります。
プラセンタ療法は慢性肝炎・更年期障害の方に、保険診療の適応がありますが、当院では新規の保険診療での治療を行っていません。
美容・健康維持目的の場合は保険診療の対象外となるため、治療費は自己負担となります。