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ビタミン・ミネラル・その他栄養成分の特徴

ビタミン・ミネラル・その他栄養成分の特徴|萩崎クリニック|小倉北区萩崎町の自由診療・総合診療

ビタミン

ビタミンB1(チアミン)

  • 特に糖質代謝を促進する
  • 疲労物質である乳酸を代謝しエネルギーに変換する
  • 神経系の働きの恒常性を保つ

不足すると

  • 疲れやすくなる
  • 太りやすくなる
  • ぼーっとしたりイライラする

ビタミンB2

  • 特に脂質代謝を促進する
  • タンパク質や脂質が組織分化するのを助ける

不足すると

  • 皮下脂肪や内臓脂肪が増加する
  • スキントラブルが増える

ビタミンB3(ナイアシン)

  • アセトアルデヒドを分解する
  • 三大栄養素代謝をサポートする

不足すると(大酒家の人)

  • 皮膚炎や下痢症状が出やすくなる
  • アルコール代謝が悪くなる

ビタミンB5(パントテン酸)

  • 抗ストレスホルモンを作り免疫力を向上する
  • 三大栄養素代謝をサポートする
  • ビタミンCのコラーゲン作りをサポートする

不足すると(コーヒー摂取量が多い人)

  • 頭痛が出現する
  • 疲労感・食欲不足・不眠が出現する
  • 手足の感覚障害が出現する

ビタミンB6

  • 抗ストレス作用のあるGABA作りを促進する
  • 特にタンパク質の代謝を促進する

不足すると

  • 皮膚トラブルが増える
  • イライラや不眠が増える

ビタミンB7(ビオチン)

  • 皮膚炎症を抑える
  • 肌や髪の新陳代謝を促す
  • 三大栄養素代謝をサポートする

不足すると(抗生物質を多く飲む人)

  • 皮膚炎が起きやすくなる
  • スキントラブルが増える
  • 白髪・抜け毛が増える
  • 疲労感が強くなる

ビタミンB12

  • 造血を促進する
  • 神経細胞の修復を促進する

不足すると(ヴィーガンの人)

  • 貧血になる
  • 頭痛・めまい・嘔気・息切れが出現する
  • 手足のしびれや肩こり、頭痛が出現する
  • 不眠になりやすい

ビタミンC

  • 活性酸素を抑える
  • コラーゲン造成を促進する
  • 抗ストレスホルモンを作り免疫力を向上する

不足すると

  • スキントラブルが増える
  • 免疫力が低下する

ミネラル

ナトリウム

  • 水分を保って細胞活動を維持する
  • カリウムと協力し水分量を調整する

不足すると

  • 不足可能性が非常に低い

過剰にあると

  • 体水分量が多くなり細胞・臓器負担が多くなる
  • 動脈硬化が進む

カリウム

  • ナトリウムを排泄する
  • 水分量のバランスを正常に保つ

不足すると

  • 不足可能性は低い(下痢・嘔吐症は除く)
  • 脱力感、筋力低下、食欲不振、骨格筋の麻痺などが起きる

過剰になると

  • 過剰可能性は低い(腎機能が悪い方は除く)
  • 高カリウム血症になると、筋収縮が調節できなくなり、四肢のしびれ、心電図異常などの症状が現れ、重篤な場合は心停止を起こすこともある

カルシウム

  • 人体で最も多いミネラルである
  • 骨や歯の材料となる
  • 筋肉・内臓に刺激を与える
  • 神経伝達を整える
  • 成長ホルモンを出す

不足すると

  • 骨病変が出現する
  • 動脈硬化をもたらす

過剰になると

  • 通常の食事では過剰症になることはない。しかし、腎機能が低下している場合や、一部サプリメントの影響で高カルシウム血症が生じ、食欲不振、嘔気が出現し、意識消失、心停止に繋がる。また、尿管結石ができる。

マグネシウム

  • 骨や歯の材料となる
  • 筋肉の動きをスムーズにする
  • 三大栄養素からエネルギーを作り出す

不足すると

  • 不整脈が生じやすくなる
  • 吐き気や精神障害が出やすくなる
  • 筋肉痛になる。心筋梗塞など心疾患など生活習慣病の増悪を促す(コーヒーの接種が多い人、お酒の接種が多い人が不足しやすい)。

過剰になると

  • 通常の食事では過剰症になることはない。しかし、腎機能が低下している場合には高マグネシウム血症が生じやすくなり、血圧低下、吐き気、心電図異常などの症状が現れる。

その他、栄養素成分

グリシン

グリシンは人体内で生成されるアミノ酸です。

役割として

  • 各種生体必須物質の材料となる(血液中での酸素を運ぶ機能に関係するポルフィリンや筋肉運動に必要なクレアチン、抗酸化物質のグルタチオンや核酸のプリン体を作る物質として知られています)
  • 脂質代謝促進(縫合胆汁酸として働く)
  • 肝庇護作用
  • アルコール代謝促進作用

グリチルリチン酸

グリチルリチン酸は、生薬植物である甘草に多く含まれる天然有機化合物です。

役割として

肝細胞の増殖を促進する作用などがあり、肝臓の炎症を抑え、肝臓の働きを改善する他、皮膚の炎症を抑え、湿疹や皮膚炎などを改善します。

  • 炎症抑制作用(アレルギーも)
  • 肝庇護作用(肝細胞逸脱酵素の流出を抑制する)
  • 免疫促進作用

L-システイン

システインは人体内で生成されるアミノ酸です。

役割として

  • 各種生体必須物質の材料となる(胆汁酸成分のタウリンや、エネルギーを作るのに大切な補酵素CoAの成分として知られています)
  • 肝庇護作用・アルコール代謝(アルコール代謝産物のアセトアルデヒドを解毒し二日酔いの症状にも効果を発揮します)
  • スキントラブル改善(肌のターンオーバーサイクルを整えること、抗酸化作用を持つことでシミ・肌荒れなどの肌トラブルを改善し、きれいな肌へと導きます)

シチコリン

シチコリンは脳や神経細胞にある細胞膜を維持する体内脂質の一種です。

役割として

  • 脳代謝改善
  • 認知機能改善

脳機能維持に不可欠なホスファチジルコリンを増加させる働きを持ちます。ホスファチジルコリンは人間の脳の灰白質の主成分で約30%を占めており、シチコリン投与により脳機能改善・加齢による記憶力低下に対して有益であり、上行性網様体賦活系促進(意識水準上昇)、錐体路系促進(運動機能亢進)、脳血流改善、脳内ドパミン増加などの関与が示唆されています。

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