NMN点滴療法
NMN点滴療法
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)点滴療法はNMN(150㎎/回 以上量)を点滴する治療です。
これらの働きにより健康増進の治療として注目されております。
NMN製剤は本邦において医薬品医療機器等法上の承認を得ておりません。医師の責任のもと未承認薬として提供しております。 NMN製剤はワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。日本では、慶応大学医学部のグループが臨床試験を行い、ヒトに安全に投与可能であると結論付けています。 当院で使用しているNMN製剤は株式会社細胞治療技術研究所(CyTIX Inc)の製剤を使用しております。
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カウンセリング
医師が症状やお悩みを伺い、治療について説明します。
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クロージング
注意事項をご確認後、同意書にご記入いただきます。 (見積書のお渡し、お会計など)
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血液検査
初回に採血検査を施行します(現状の肝・腎機能・血糖など)。
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施術
処置室で点滴を受けていただきます。 点滴の所要時間は、150㎎で20分程度、300㎎で40分程度です。
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会計・予約・終了
点滴終了・会計・次回予約後、お帰りいただけます。
以下に該当する方は、NMN点滴をお受けいただけません。
その他、体調面でご不安なことや、服用している薬がございましたらご相談ください。 内容によっては点滴を受けられない場合があります。
重要な副作用はないと報告されています。比較的起こりうる副作用として以下のようなものがあります。
これら上記の副作用がまれにありますが一過性の反応です。経過観察で改善します。
NMNの急速点滴により指摘されております。発熱が生じた場合は次回以降の点滴スピードを遅くする必要がございますのでご連絡ください。対処としてはそのまま経過観察するか市販の対処薬を使用していただいて問題ございません。
老化とNMNについてこちらで説明を記載しておりますのでご確認ください。
サプリメントでもNMN内服による各種効果は高いと考えられます。点滴療法と大きな違いは、サプリメントの場合は経腸吸収であることです。吸収の機序により肝臓のNMN量が増加しやすくなり、その後全身性に運搬されていきます。それに対して点滴では血中に乗って、それぞれの臓器に素早く行き届き、活性化されます。同容量を摂取した場合に経静脈の方がより組織以降性が高く、各種の効果を実感しやすいとされています。
一度の点滴で当日に眼精疲労の改善効果、寝つきが良くなり、翌日以降に肌のハリが良い感じ、頭がすっきりした感じや集中力が改善効果を自覚される方が多いです。 月単位で継続治療されている方は、毛髪のハリや気分のアップダウンがなくなること、筋力向上や運動能の向上を実感される方もいます。
メカニカルにはNAD+濃度測定が今後実装されると個別に適切な治療ができると考えられておりますが、現状では実験段階となっています。 目的は一時的な自覚症状の改善でなく老化抑制、サーチュイン蛋白増加とすると、永続的に治療を継続されることが望ましいでしょう。 現状の臨床実績では週に1回から月に1回など、個人毎に異なります。 当院の勧めとしてはサプリメント内服を中心としてNAD+濃度を高めつつ、より効果の高い点滴を可能な範囲で治療継続されることをお勧めします。 サプリメント使用とのコンビネーション治療を行っておりますのでご相談ください。
重篤な副作用報告はありません。点滴後疲労感が一時的に出現する方がいます。また、点滴投与速度が速すぎる場合、翌日に発熱することが報告されております。